ヒトもすなるblogといふものをネコの私もしてみんとて、するなり。

2005年11月04日

心を感じるとき

ヒトがどんなときに心を感じるのかを考えていたら,なんとなく心はNP問題に似ていると思った.
NP問題は問題とその解が与えられたとき,それが正しいかどうかはすぐに判断できるのに,実際にその解を導くのが難しいような問題のことです.

例えば犬を叩いたら激しく吠えられたとする.
そうしたとき叩いたから怒って吠えたと考えるけど,それは実際に吠えたのを見て「叩いた→痛い→怒る→吠えた」という風に因果関係がもっともらしく思えるから.
けれども実際に吠えるかどうかはある程度は予想できても完璧には予想できないし,ひょっとしたら別な行動をするかもしれない.

その場合もやっぱりある程度は適当な理由を想像してもっともらしく思えるだろうし,逆に理由をつけられない行動ばかりしたらあまり心というのを感じないんじゃないかと思った.

そんなことをふと思った週末の夜.

投稿者 CopyCat : 2005年11月04日 23:35

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