ヒトもすなるblogといふものをネコの私もしてみんとて、するなり。

2006年04月22日

久しぶりの岐阜出張

久しぶりに土曜日から一泊二日で岐阜県へ出張へ行ってきます.
目的は今年度の新4年生たちと,お世話になっている社長さんへ挨拶をしにいくことです.

ひとまず,自分の人生に悩みつつ高速をかっ飛ばしてきます.

一応一つ内々定の連絡をいただいて,明日明後日中にはもひとついただけそうかな〜という雰囲気ではあります.
まあ,多分あちらへ行ったらしこたまお酒を飲まされそうなので,酒の肴に先輩にも相談してみようかと目論んでます.

2006年04月19日

悩みまくり人生

現在進路についてひじょーに悩んでます.
博士課程へ進学するか就職するか…

研究室の先生と進路面談したときには,
「就職します」
と言ってしまったのだけど実際はものすごく悩み中…
嘘をついたワケじゃなく,その時点ではそう思ってました.

けれども就活で自分の研究を説明してて,やっぱり自分はこの研究が好きなんだと自覚しちゃったんですよね.
それでも悩むのは,
「博士課程を修了した後どんな進路があるのかわからない…」
とか,
「でもこのまま就職して本当に自分のやりたいことができるのかな?」
とかとか考え出したら堂々巡りです.

不思議なことにウチの研究室で博士課程を出た方って,今のところ全員どこかの大学で助教授などをされていてそれ以外の道がわかりませんorz
ロボット研究者で博士課程へ進んだ方って,どんな風にその道を進むと決められたんでしょ?(´・ω・`)

なんだかすごく愚痴じみてしまった4月の夜…

2006年04月12日

XREA復旧

やっとXREAが復旧したようです.
皆様にはご迷惑をおかけしました.

あと,アクセスできない間に一気に三つくらい記事を追加したので興味のある方はみてくださいな.

2006年04月11日

XREAの障害のお知らせ

なんだかXREA自体の名前解決ができないようで,しばらくつながりにくいみたいです.
このページをみられたあなたはラッキーさんかも!

自分で更新しようとしたらアクセスできないんで
「ヤバい!アカウント削除されたか!?」
とかなり焦りました.

原因はXREAの名前を解決するサービス会社とのトラブルらしいので早期の解決が望まれます.

それにしてもLivedoorの更新チェッカーはお構いなしにガンガンきているのはすごいな…
たぶんDNSキャッシュが働いているのだろうけど.

ちなみに今更新できているのは
"C:¥WINDOWS¥system32¥drivers¥etc¥hosts"
に直接名前の解決を行わせているからです.

2006年04月10日

不健康

新年度の健康診断を受けたんですが…

身長 176.4cm
体重 56.5kg
血圧 99/56

なんすか.この不健康な数字はorz

血圧低すぎ!
どうも最近調子悪いと思ったらこのせいだったか…
今まで全然問題なかったのに今年いきなり上が100切りました(;´Д`)

体重も,
一昨年 60kg
去年 59kg
今年 56.5kg
と着実に減ってきてます(汗)

あ〜
このままだと20〜30年もしたら21gくらいになってんじゃないだろうか…

2006年04月09日

インテリジェンスダイナミクスシンポジウム2006

就活でしばらく更新が不定期になってます.

7日はSONYのインテリジェンスダイナミクスシンポジウム2006に参加してきました.
SONYのインテリジェンスダイナミクス研究所が研究している成果報告なんかをしています.

去年も参加したのですが,毎年各界の有名人が勢揃いという感じです.
東大の國吉先生とか,理研の谷さんとか,けいはんなの小嶋さんとか,立花隆さんとか,茂木健一郎さんとかとか…

講演もなかなか興味深かったのですが,その中でも特におもしろかったのは小嶋さんの自閉症の子供とKeeponを数ヶ月間一緒に過ごさせて様子を観察したものと,田中さんのアメリカでQRIOを一年近く幼稚園で子供と一緒にして観察した二つでした.
最近自分の中でも,「コミュニケーションロボットを論じるのなら,長期にわたって日常生活の中でロボットを動作させないと本当の結果は得られないんじゃないか」と考えていたので,まさにドンピシャという感じで面白かったです.

あとは研究所の成果報告で,RNN(リカレントニューラルネットワーク)とSOM(自己組織化マップ)を組み合わせたQRIOの動作学習デモをやったりしていたのですが,正直こっちはビミョーでした.
詳しい説明は長くなるので省くけど,要はSOMの一つ一つがRNNを持っているイメージです.

発表では12x12のSOM上で24種類の動作のうち適切なものが自動的に選ばれるようなことを言っていたのだけど,それだったら動作数分だけRNNを用意して切り替えればいいワケで,144個もRNNを用意する必要がないと思うんですよね…
そう思ってデモの時に残りのRNNはどうなってるのか質問したら,やっぱり余りのRNNは単体だと動作が途中で停止したりして意味のある行動は発生しないみたいです.
なので「じゃあSOMを使う利点ってなんなんですか?」と質問したら「動作の切り替わり時にそれぞれのSOM上を通過していくのでなめらかに切り替わる」と言われました.

うーん…なめらかに切り替わるだけなら別にわざわざクラスタコンピュータ使って24時間も学習させないで,直接なめらかに切り替える方法を考えればいいんじゃないのかな…?
その他のRNNが何か新しい振る舞いとかを創発するのならすごいんだけど.
なんだかよくわからない成果報告でした.

そういえば質問したとき研究員の方,ビミョーな顔してたなぁ…
もしかして聞いてはいけないことを聞いてしまったか?